介護施設とファクタリングについて

ファクタリングとは、簡単に説明すると、何らかの債権、つまり後日一定の金額が支払われるという権利を買い取るサービスを指します。

買い取りは額面金額からある程度の手数料を引いた額で行われ、買い取ったほうはその権利どおり、後日額面の金額を受け取るわけです。ファクタリングサービスを行っている会社は、買い取り価格と後日実際に受け取った金額との差が利益となります。どうしてこんなサービスが必要とされるのかというと、このような債権の多くは実際お金の入手までにある程度の日数がかかることにあります。

介護の場合は介護の給付金がそれに該当しますが、介護をしたからと言ってその場でその費用の全額が支払われるわけではありません。利用者からその場で支払われるのは1割か2割に過ぎず、残りの9割か8割は、保険団体連合会に請求して初めて支払われるわけです。支払われるまでの間、サービスは提供したけれども対価が得られていない状態となります。しかしサービス事業者としてはそれでも経営を回していかないといけません。端的には、例えば職員には報酬を支払わなければなりません。

これを解決するための一つの手段は、銀行などの金融機関から借入をすることです。実際、そのようにしている事業者も多いことでしょう。しかし、手段はそれだけではありません。保険団体連合会への請求権がまさにファクタリングの対象となります。この債権を買い取ってもらえば、その場で資金を得ることができるのです。

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