売掛債権担保融資が持つメリットについて

事業資金を獲得する場合、金銭的価値の高い財物を担保に入れなければならないというイメージがあります。

例えば、不動産や大型の機械などの担保に供するのが典型的な例と言えるでしょう。しかし、多くの企業が保有する売掛債権を利用することで資金調達が可能となります。それが、売掛債権担保融資と呼ばれる資金調達法です。幅広い売掛金を対象としているので、多くの企業が利用できるメリットがあります。売掛債権担保融資を利用するメリットは、不動産担保に比べて手軽であることに加え、無担保の融資に比べると低金利であること、そして個人保証が必要ないことが考えられます。

不動産担保は不動産を所有していることが条件となりますが、売掛債権担保融資ではほとんどの企業が保有している売掛債権を有効活用する資金調達法です。不動産担保に比べてハードルがたいへん低いことが大きな特徴と言えます。また、売掛債権は不動産と異なり評価がしやすいので、若干審査が迅速であることも利点と言えるでしょう。さらに、無担保融資のように高金利となるおそれはほとんどなく、銀行から融資してもらう場合は金利は5%前後、ノンバンクでも10%程度とされています。

融資を行う会社は金融庁の許可を受けているので、法外な金利で無理やり契約されるような心配もありません。経営者自らが個人保証する必要もないので、返済ができなかった場合に個人の財産が差し押さえられる可能性も原則として無用です。このように、売掛債権担保融資は不動産担保と無担保融資のちょうど中間的な資金調達法であり、両者のデメリットをいい具合に軽減していると捉えることができます。

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